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도쿄1934공연

【東京1934公演】 10.ポスター

崔承喜自叙伝』(1936によると公演日公演劇場まると現実的憂慮まった公演必要費用きな問題であり作品けと衣装準備そして入場券とポスターとプログラムを準備広報広告募集するなどの現実的問題もあった

 

 

よりも作品ることに専心しましたが昭和九年のシーズンがくなつたには難關である軍資金調達といふ突破しなければならないのです··· 洋服時計からたつた最後までされた結婚指環るまでそおになりさうなものはつてしまひましたがそれで出来上つた金額といふものは五十圓これではどうにもなりません

 

ひに月謝として國元から送金して百圓つてこれにへて都合百五十圓これが私達いてげたにもにも公演會費用だったのです。」

 

 

19341502015年現在賃金基準3741ドルに該当する韓国ウォンでは5百万ウォン程度なので非常ない金額だったがそれで公演わなければならなかった公演費用問題解決されても準備することが山積していた按舞練習衣装崔承喜準備しなければならなかったが広報実務安漠大部分担当しなければならなかった

 

とは二人手分けをして心當りをそれからそれへとつて切符つていたり宣傳用寫眞をとつたり私自身出向いてポスターのタイアツプ廣告をとつてたり若草敏子弟子相手勝子面倒をみながら衣裳つたり振付をしたりしなければなりませんでした。」

 

 

このようにしく準備された崔承喜公演作品映像っていないのは残念なことだ数枚写真でもるようになったのはパンフレットやポスター広報用チラシのおかげだ

 

90歳月ったそれもほとんどらばってえたがネット競売サイトには出品され高価きされたりもするえば状態崔承喜デビュー公演のポスターは500ウォンをえる歳月ったポスター1価格崔承喜公演費用総額匹敵する

 

 

崔承喜デビュー公演のポスターは効果的だっただろう非常洗練されているからだ46(今日B6)きさのポスターは全体直線面中心構成され端正じだがこれを背景曲線中心崔承喜写真対比して単調さをけた背景のグラデーション(gradation)優雅これをもとに配置された文字必要情報だけを伝達しているので複雑ではなくきれいだフォントも明朝体すが時間場所はゴシック強調した

 

当時公演ポスターとはって崔承喜のポスターは年度曜日明示した公演日平日木曜日なので強調する必要があっただろう年度表記西暦1934いたが日本年号昭和9けるためだったのだろう日本臣民ではないという意味

 

 

さらにしいのはフランスポスターの右上Le Première Récital pour la Dance Poétic de SAI SHOKIいたのは崔承喜最初舞踊詩発表会という言葉。 「舞踊詩という言葉明示することで師匠石井漠との連帯強調しながらもこれをフランス処理することで一定距離いたわけだ

 

当時日本社会ではドイツ英語優遇されていたことをえるとフランス使ったのは意外発想である。(ただし舞踊詩dance poeticいたのは誤記である。 「詩的という意味のフランス語形容詞Poétiqueだからだ)

 

 

もう意外なのは崔承喜写真あまりきくもさくもなく画面のバランスのためにって配置したのもしかし崔承喜姿青少年のようにえるのが意外崔承喜通常のイメージはつきがすらりとしたことで定型化されていたがこの写真これも意表くためではないかと推定される

 

このポスターをデザインした写真った作家なのかはらかにできなかったしかし立派なデザインできれいでかわいい人物写真であることだけは事実(jc, 2024/8/17)