日本訪問のニーズが高まっていました。 昨年11月の東北取材を終えた直後からです。原稿用紙600枚ほどの東北取材記を書いた後、「ああ、今度は関西の取材記も書かなきゃ。 中国と東海の取材記も書かなきゃ」と思いました。
2018年5月の最初の日本取材は東京でしたが、すぐに関西や中国、四国や九州などの取材が続きました。2020年までに北海道や沖縄まで取材をしながらも、当時は取材記を書く気になれませんでした。 資料が十分に見つかったという実感がなかったからです。
2020年の舞踊靴キャンペーンと宝塚朝鮮人追悼碑プロジェクトが始まり、崔承喜公演の取材は少し疎かになりました。募金キャンペーンが1年3回に増え、宝塚朝鮮人追悼碑の犠牲者の調査も並行して行われました。
一方、東京や関西の研究者との交流も始めました。東京大の崔承喜カンファレンスでメキシコのアルフレッド・カスティーリャ(Alfred Romero Castilla)、横浜の朴祥美(パク・サンミ)先生にも会い、他にも朴貞順(パク・ジョンスン)、李賢晙(イ・ヒョンジュン)、李喆雨(イ・チョルウ)先生の論文や本にも触れることができました。
2023年から「神戸学生青年センター」のセミナーに参加し、飛田雄一、堀内稔、徐根植(ソ・ギョンシク)先生とも挨拶を交わし、青丘文庫で論文を発表し、塚崎昌之、水野直樹先生などの助けも得ることができました。 特に堀内、塚崎先生は、自分たちがスクラップした崔承喜関連の新聞資料を提供し、私の研究に役立ちました。
ほとんどのキャンペーンやセミナーが関西を中心に行われたため、兵庫、大阪、京都を訪れながら、関西の調査は隙間時間に続き、ついに取材記を書く時期が来たと思いました。
第二に、日本の「チーム・アイ」メンバーとの交流と協力をさらに深めることが重要だと感じました。近藤富男先生が亡くなられた直後、<チーム・アイ>は少し沈滞しているように感じましたが、すぐに活動が活発になりました。
昨年は、舞踊靴キャンペーンだけでなく、朝鮮学校支援のための活動も増えました。学校に配送したり、高校無償化に朝鮮学校を含めるよう求めるイベントにも頻繁に参加し、学生に昼食を提供するイベントも主催しました。
韓国の「舞踊靴」と日本の「チーム・アイ」の会員が増え、役割分担で実務を担当してくれる人材も増えたので、両者の間でより緊密な連絡と交流、そして協力のための方法を協議する必要が出てきました。
第三に、今年1月16日の平壌発の「北朝鮮、韓国を敵対国と宣言」というニュースが伝えられ、今後、朝鮮学校をめぐる状況が複雑化することが予想されます。日本政府と極右派の朝鮮学校弾圧は加速するでしょうし、韓国の尹錫悅政府の極右親日的傾向のため、韓国の市民団体が朝鮮学校と交流することはますます難しくなるでしょう。
さらに、在日朝鮮学校が韓国の市民団体との交流・協力に消極的になったり、全面的に中断する可能性もあります。<舞踊靴」の立場と活動範囲が狭まることになるでしょう。
このような状況の変化により、「舞踊靴」の目的や活動の方向性を修正する必要が生じたのです。 宝塚朝鮮人追悼碑プロジェクトはそのまま進めればよいのですが、舞踊靴キャンペーンと日本訪問団プロジェクトは再検討が必要です。このような状況は、2024年4月10日の韓国総選挙の結果によって、加速または緩和される見通しです。
私が2024年の最初の日本訪問を企画したのは、(1)資料調査と研究交流、(2)<チーム・アイ>と<舞踊靴>の協力、そして(3)活動の方向性の点検が必要だからです。
日本訪問は3週間後に始まりますが、準備段階から取材記を書くことにしました。 急変する状況に巻き込まれるのではなく、新しい環境の中で、日本と韓国の市民団体や研究団体が交流し、協力できる新しい方向性を模索するためです。 (jc, 2024/1/29)
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