今年最も重要な「舞踊靴」の活動の一つが、風物牌「ソントペ」の日本公演だと思います。 風物公演は昨年7月に鄭世和先生と私が話し合ったことから始まりました。2023年1月末に玉瀬の滿福寺で行われた「風流会」の国楽公演がモデルでした。国楽公演が好評であれば、韓国伝統の民俗音楽である風物公演も歓迎されると判断しました。
私はすぐに李仁珩先生の推薦を受け、昨年6月に林寅出先生に会い、肯定的な答えを得ました。「ソントペ」公演団は林寅出、林東明、楊享鎭、張弼立、任秀彬、李武洋の6人で構成されました。鄭世和先生は「ソントペ」の公演を有料公演にしようと提案し、私は「ソントペ」が専門演奏団である以上、旅費と宿泊費は提供しましょうと言いました。 そうして合意されました。
7月には、風物公演を推進するためのLINEのトークルームが作られ、日本からは鄭世和、具良美、河栄守先生、韓国からは林寅出、全宰云先生と私が参加しました。 その後、「チーム・アイ」の会長である近藤卓海先生も議論に加わりました。
何度も話し合い、鄭世和先生の渉外努力の結果、日程は11月11日、会場は西宮市立若竹公民館に決定し、具良美先生の司会、河栄守先生の共演、そして西宮にある(日本)小学校の在日コリアン学生の賛助出演も検討されました。
後援団体としては、「西宮在日外国人教育研究協議会」と「西宮在日外国人児童生徒保護者会(別名コッキリの会、会長具実先生)」などが挙げられました。前者は日本人教師の集まりで、後者は日本の学校に在籍している生徒の保護者の集まりと聞いています。
こうして公演の進行が具体化していく中、9月に問題が発生しました。 この風物公演が「チーム・アイ」の公式事業として行われないことが判明したからです。
<舞踊靴>は、日本では<チーム・アイ>を通してのみ活動するという原則を貫いてきました。 <舞踊靴>は任意団体ですが、<チーム・アイ>は宝塚市に登録された社会団体です。 <舞踊靴>は記録と会計の義務がありませんが、<チーム・アイ>の活動は正式に記録され、会計管理も体系的に行われます。 ですから、<舞踊靴>は日本で活動する際には<チーム・アイ>の助けが必要です。
<チーム・アイ>の会員状況はよく分かりませんが、およそ20人ほどで、日本人会員と在日朝鮮人会員で均等に構成されているという程度です。これは韓国と日本で活動するにはとても良い条件だと判断しました。また、「チーム・アイ」は近藤富男先生と鄭鴻永先生を尊敬し、その方々の遺志を受け継いだ団体なので、より信頼できる団体だと思います。
風物公演の議論が「チーム・アイ」の主催で行われていないこと、「チーム・アイ」の会長である近藤卓海先生も風物公演の進行過程をよく知らない状況であることが認識され、私はこのままでは後で問題になると判断しました。 そこで、一旦議論を中断し、「チーム・アイ」内で風物公演の主催の意思を確認するようお願いしました。
ちょうどその頃、韓国の統一部が東京で行われた関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式に国会議員の尹美香さんが出席したことを理由に調査を始めたというニュースが流れました。 <舞踊靴>と「ソントペ」の公演も韓国の国家保安法に抵触する可能性があるという意味に解釈されました。
日本の「チーム・アイ」が主催してくれれば、そのようなネガティブな事態は起こらないのですが、そうでなければ、風物公演と訪問団も危険だと判断し、公演を延期することにしました。
(これはアイロニーです。韓国の国家保安法は、日本統治時期の治安維持法(1925)の後身です。日本では1945年、日本の敗戦とともに廃止されましたが、韓国では未だに維持され、市民活動を縛っています。違いは、治安維持法は天皇の統治を否定する運動を取り締まる法律でしたが、韓国の国家保安法は社会主義運動を弾圧する道具に変質した点です).
以上が、昨年6-11月の間に「ソントペ」の日本公演が企画され、延期に至るまでの経過です。 今、風物公演の議論が再び始まったので、まず去年の経過を要約してご報告したのです。 (jc, 2024/1/30)
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