崔承喜のデビュー公演では16個作品が上演された。 一公演の作品としては多い方だ。 崔承喜がヨーロッパ巡回公演をする時には、一つの公演を12-13個の作品で構成したりもした。
しかし、プログラムに現れた演目を見れば、崔承喜が実際に公演した作品は10作品であり、残りの6作品は石井漠と石井舞踊団員たちが上演したものだ。
『ポエム』は石井漠の賛助出演作品であり、『小供の世界』1と2、『生命の踊り』、『村の豊作』、『ロマンスの展望』等の5作品にはチェ·スンヒが出演せず石井舞踊団員らが担当した作品だ。
崔承喜のデビュー公演に参加してくれた石井舞踊団は計23人で、彼らの名前は次の通りだ。 彼らの中の一部は後日デビューして舞踊家として活動した人もいるが、この公演を最後に再び名前が登場しない人がほとんどだ。
榎本梢, 加土惠美子, 寒水多久茂, 雁金貞子, 金子かほる, 金敏子, 甲斐富士子, 山崎龍子, 山本綠, 市木須美, 柴野久子, 汁本愛子, 出開田鶴子, 石井美笑子, 石井靜子, 速水明子, 多田和子, 大野兵作, 谷百合子, 長屋陽子, 法村康二, 木內奈嘉子, 淸野輝子
16作品は3部に分かれて上演されたが、各部の作品を題名だけ羅列すると次のようになる。
第1部: 1.荒野を行く; 2.小供の世界(一); 3.廢墟の趾; 4.生命の踊り; 5.あきらめ; 6.希望を抱いて;
第2部: 7.劍の舞; 8.靈山の舞; 9.エヘヤ·ノアラ; 10.村の豊作; 11.僧の舞;
第3部: 12.バルダの女; 13.ポエム(石井漠出演)、14.習作; 15.小供の世界(二)、16.ロマンスの展望。
このうち「小供の世界」1と2にはそれぞれ2つの小品が含まれており、「習作」もAとBの2作品で構成されているため、実際には16演目ではなく19作品といえる。
この19作品のうち、独舞は10作品で、8作品は崔承喜が、1作品は石井漠、残りの1作品は汁本愛子が上演した。
重舞は2人舞<希望を抱いて>に崔承喜と石井美笑子が出演し、3人舞<霊山の舞>には甲斐富士子と金敏子と加土惠美子が出演した。 また、<小供の世界1>に含まれる<戱れ>は石井静子と谷百合子が出演した2人舞で、<ヨチヨチ踊る>は雁金貞子と木內奈嘉子と多田和子が出演した3人舞だった。
その他に<生命の踊り>と<村の豊作>、<小供の世界2>の<僕達は>、そしてフィナーレ<ロマンスの展望>は5人以上のダンサーが出演した群舞だった。 <村の豊作>には5人、<ロマンスの展望>には崔承喜を含めて7人、<生命の踊り>には8人、<僕達は>には9人が出演した。
19作品のうち17作品はすべて崔承喜が創作した作品であり、崔承喜が演じた「あきらめ」と石井漠が演じた「ポエム」等の2作品は石井漠の作品だ。
崔承喜のデビュー公演で世間の注目と批評家の関心を集めたのは2部の作品だ。 「剣の舞」と「霊山の舞」、「エヘヤ·ノアラ」と「村の豊作」、そして「僧の舞」は朝鮮の民俗舞踊と伝統舞踊から素材をもたらした朝鮮舞踊の作品である。 このうち「僧の舞」と「剣の舞」、「エヘヤ·ノアラ」は崔承喜の独舞として上演され、「霊山の舞」は3人舞、「村の豊作」は5人舞と発表された。
このうち『剣の舞』と『僧の舞』は崔承喜の傑作と評価され、世界巡回公演でも脚光を浴びた作品だ。 このような人生傑作がデビュー公演で発表されたということは驚くべきことだ。 (jc, 2024/8/18)
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