<宝塚朝鮮人追悼碑」が建立されるまでには長い時間がかかりました。1993年に5人の朝鮮人労働者の犠牲がリサーチですべて確認されてから30年、鄭鴻永先生が亡くなってからも20年かかりました。 なぜこんなに時間がかかったのか、疑問を感じざるを得ませんでした。
この疑問は、近藤富男先生が残した追悼碑建立の後援者名簿を見て初めて解けました。 私はこの名簿を2023年6月に初めて閲覧することができました。近藤富男先生が亡くなった後、遺族が資料の整理と活用を私に委託してくれたからです。
"前田千恵, 白井真理子, 禹初江, 高祐二, 小野英一, 斎籐一義, 韓貞愛, 李君子, 金英淑, 金石出/, 李達完, 崔玉石, 金文雄, 朴魯焄, 趙明美, 韓誠一, 張泰士, 木下達雄, 森脇洋子, 韓貞愛, 信長正義, 荒井百合子, 崔玉石, 神山省吾, 中島公司, 金文雄, 金吉浩, 金善雄, 渡辺正恵, 伊丹のかた, 竹本衣江, 宮本正明, 大島淡紅子, 韓誠一, 宮本正明, 島田和俊, 信長正義, 李達完, 竹本衣江, 斎籐一義, 韓貞愛, 李玄鎮, 小西和治, 金英淑, 朴清, 近藤富男, 阪上史子, 朴才暎, 玉野勢三, 北沢弘, 廣瀬陽一, 高橋俊興, 西村大介, 尹東柱を偲ぶ会, 金善雄, 孫栄子, 上野都, 金弘子, 金吉浩, 株式会社伯和, 森下健, 山瀬, 孫永善, 玄晴一, 高祐二, 李長根, 李順華, 京愛館, 辺順姫, 朴貞子, 尹順徳, 尹順善, 韓貞愛, 菅野裕臣, 米田千代子, 松浦弘美, 高春日, みどり, 韓貞愛, 鶴香奈子, 神谷秀明, 中村証二, 徐根植, 尹道心, 金明姫, 大阪府生野南支部, 徐文平, 上野都, 近藤富男, 斎籐一義, 藤原史朗, 田中ひろみ, 李憲台, 宮本正明, 信長正義, 朴魯焄, 永井裕二, 金文雄, 近藤富男, 小野未紗, 清谷緑, 近藤富男, 尹一仙, (社)韓国茶文化協会京都支部, 柳浅香, 川上裕子, 方政雄, 三井美穂子, 三井和夫, 宝塚市職員労働組合, 鄭一珠, 近藤富男, 坂本悦子, 西山章子, 金末子, グループモナリザ有志, 近藤富男, 近藤富男, 杉澤君子, 高祐二, 近藤富男, 鶴香奈子, 荒井百合子, ヨンソン, 信長正義, 高橋俊興, 朴鮮姫, 申鳳順, 朴とみ子, 卞光子, 柳順子, 朴徳順, 広川真佐子, 康静姫ピアノ技研いまいめぐみ, キムミョンホン, 西村大介, 小野未紗, 玉野勢三, 斉藤一義, 林栄子, 韓貞愛, 鄭花容, チアフルスポーティングクラブ, 金セアル, 金セヂュン, 黄河春, 趙洋子, 鈴木眞, 藤岡宇多子, 株式会社サンセイテクノス, 亀谷道枝, 島田和俊, 柳善子, 渡辺正恵, 古久保暢男, 川口祥子, 佐藤和子, 鄭萬佑, 李君子, 張順秋, 呉文子, 宮本正明, 山本英雄, 大庭弘義, 韓貞愛, 佐藤和子, 藤岡宇多子, 玉野勢三, 金幸代, 柿本みちよ, 久保法子, 渡辺加奈子, 足立龍枝, 上野都, きたの, 高貞子, 仁木佳代子, 民族教育をすすめる連絡会, 郭チョンイ, 在日本大韓民国民団兵庫県宝塚支部, 朴辰珠, 村尾恵子, 高成一, 金田熊二, 中村英文, 後藤勝徳, 高橋正明, 岡田浩之, 小林嘉直, 清谷緑/, 朝鮮総連宝塚支部, 兒山万珠代, 今井圭介, 森丈実, 総連伊丹支部長金炳潤, 川瀬俊治, 福田知可, 許玉姫, 朴清, 趙鏞藏, 中村忠雄, 中村末子, 今井惠, 金石出, 森一女, 佐々木基文, 徐正文, 徐根植 (総後援件数198件、15個の後援団体と193人の個人後援者が参加、募金総額¥1,302,800)"
この名簿には、4年間に渡って行われた194件の募金履歴が記載されています。15団体と193人の個人が参加し、募金額は130万円でした。
私は、これらの後援者の背景や団体の性格をほとんど知りません。 また、これが最終的な名簿であるか、完全な名簿ではないかもしれないという疑問もあります。なぜなら、募金総額が追悼碑設立に十分だったかどうか疑問だからです。 この点を考慮しても、この名簿には3つの特徴があります。
第一に、2017年3月から2020年4月までの3年間、募金運動が展開されたことです。 このような長期間にわたって募金を続け、追悼碑の建立に必要な費用を集めたことは印象的なことです。 あるいは、必要な額が集まるまで待つのに3年かかったのかもしれません。
第二に、個人後援者193名のうち、107件(55%)が日本人、86件(45%)が在日朝鮮人でした。 日本人の方が多かったのですが、在日朝鮮人の参加とほぼ均衡しています。 日本人と在日朝鮮人の双方から参加を引き出すことができたのは、近藤富男先生が長い間、鄭鴻永先生と一緒に活動し、双方から信頼を得ていたからではないでしょうか。
第三に、後援団体リストには民団宝塚支部と総聯宝塚支部と伊丹支部が並んでいます。民団と総聯は、政治的立場や運動の方向性が異なるため、対立や衝突を引き起こすこともありましたが、追悼碑の建立だけは、両団体が並んで一緒に参加しました。
両団体の参加時期は、追悼碑建立直前の2020年2月と3月です。追悼碑の建立が確実となったとき、両団体に接触し、参加を説得した人がいたということです。 この説得の主人公は、近藤富男先生であったと思います。 彼の人柄や哲学に合致することですから。
<宝塚朝鮮人追悼碑」の建立には長い時間がかかりました。金炳順さんの犠牲(1914)から110年、研究が開始(1985)されてから約30年、鄭鴻永先生の逝去(2000)から20年かかりました。近藤富男先生が追悼碑の建立にこれほど長い時間をかけたのは、鄭鴻永先生の遺志が最も理想的な形で実現するよう推進されたからでしょう。 (jc、2023/12/15)。
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