私の人生に大きな借りがある6人の方がいます。ソクラテスとベーコンは「自分自身を知ることが力だ」と教えてくれ、イエスとマルクスは宗教的信仰と学問的信念を与えてくれました。私の母朴靜子(パク·ジョンジャ)勧士と私の大統領盧武鉉先生は今日の私をいさせてくれた方々です。他の方々の話はまたする機会があると思いますので、ここでは盧武鉉(1946-2009)の話から始めてみましょう。
私は盧武鉉が認識の天才であり行動の達人、そしてコミュニケーションの鬼才だと思います。 盧武鉉大統領在任中、私は韓国にいませんでしたが、インターネットで彼のスピーチを読んだり聞いたりするたびに感動しました。 特に2007年6月16日ノサモ(=盧武鉉を愛する会) 8次総会に送った映像祝賀メッセージは今も保存しておいてよく見ます。
この演説で盧武鉉は「民主主義の最後の砦は目覚めている市民の組織された力だ」と断言し、「それが私たちの未来だ」と強調しました。
リンカーンやチャーチル、マッカーサーやケネディ、ケマル・ファサ、さらには金大中先生のどの演説よりも、この言葉が私には明確で爆発力強く感じられます。 そして、その意味を思い出すたびに鳥肌が立ちます。 オープン社会と民主主義の敵が最も嫌いで恐れる内容だからです。
私は民主主義を目指しながら勉強もし、仕事もしました。韓国の民主化の道程に感謝しており、私もその一部だったことを誇りに思っています。 しかし、盧武鉉大統領の言葉通り、韓国の民主主義は完成されておらず、「先進国レベル」を超えて「成熟した民主主義」に進まなければならないと思います。
そのため、盧武鉉は「市民」が「目覚めること」と「組織されること」を提案しました。 まず、政治家ではなく市民が主体にならなければならないという意味です。 韓国の市民は非常に政治的なので、この最初の前提条件はすでに満たされていると思います。 李承晩も朴正熙も全斗煥政権下の夢見た市民ではないでしょうか。 太極旗部隊だとしても、政治的見解を持って行動に移すという面で、民主主義のための良い土壌はすでに整っていると思います。
しかし、市民は「覚醒」しなければなりません。 覚醒するということは、「自己理解」を知り、「歴史的大義」を認識し、その二つを一致させることができるということだと私は理解しています。大義と理解を知らなかったり、その二つを一致させることができなければ、目覚めたわけではありません。 また、目覚めたとしても、再び沈没することが多いので、絶え間ない反省が必要です。 だから、盧武鉉は「目覚めた」市民だと言いましたね。一度目を覚ましたからといって油断せず、刻々と目を覚ましなさいということです。貴重な表現だと思います。
自覚している市民でも組織されなければ、個人の力に留まります。 自足できますが、社会を変えることはできません。 集まって話をして仕事を分けて協力しなければなりません。 イエスも「行わない信仰は死んだ信仰」とおっしゃいましたし、マルクスも「解釈をやめて実践しなさい」と言ったじゃないですか。
実践する際には「対話と妥協、寛容と統合」が必要です。 私はこれらが「方法論」だと思いましたが、盧武鉉は「民主主義の核心価値」だと言いました。 選択可能ないくつかの行動方法の一つではなく、「必ず実践すべき価値であり、原則」だということです。 私にとっては新しい気づきでした。
私たちは今年も海外同胞運動の一環として舞踊靴キャンペーンを続けます。 在日朝鮮学校と沿海州民族学校を支援します。 <舞踊靴>の会員が100人を超えましたが、より多くの力が必要です。 規模だけ大きくなるのではなく、省察して対話し寛容に統合される集まりになることを願います。
私たちの集まりの中では特に寛容が必要です。 私たちは皆、考え方と行動方法が違うからです。 そのお互いの違いを受け入れることができなければなりません。 そうしてこそ一緒に働くことができ、結果を一緒に享受することができます。
大統領選挙後のこの半年を振り返ってみると、新年を迎えても心は軽くありません。 より多くの苦悩が予想され、多くの忍耐が必要と思われるからです。 しかし、今までと同じように、今年も私たちはやり遂げることができるでしょう。 関心と支援をお願いします。ありがとうございました。 (jc, 2022/1/9)
ノサモ8次総会祝賀メッセージ: http://archives.knowhow.or.kr/record/all/view/2052761
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